2024年9月1日(日)
長月朔日、残暑どころか激暑が続く。ポットで芽出ししたハクサイを定植する。(コガネムシ、ネキリムシ対策をして)千里はKさんとおしゃべり、Kさん宅も主人や息子について悩みが多いみたいだ。
2024年9月2日(月)
千里は運転免許の高齢者講習を受ける。ユーチューブでの聴聞を聞く。仏教は感性を説く教えであると言う。人生は四苦八苦(苦というのは苦しいという意味ではなく避けようがないという意味)生老病死は誰にとっても避けようがないのである。年齢を重ねれば老いて病気になり死ぬのは避けようがない自然の姿なのである。そのことをいちいち嘆いたり悲しんだりするか自然の流れとして泰然と構えられるかを仏教は問題にしている。
2024年9月3日(火)
千里は安富診療所へ健診に行く。自然薯畝まわりを耕運する。波賀整骨へ行く(力も強く久しぶりに筋肉をほぐしてもらった)。図書になかった円地文子の源氏物語一巻二巻をメルカリで買う2冊で980円(まともの値段は2400円)。夏冬野菜の新しい畝を追加して施肥。創君、北海道に着く。
2024年9月4日(水)
今日も暑くなりそうである。千里は百歳体操に参加し、茶話会で高齢者講習の話をよく語ったと言う。イチジクにカミキリムシが入り枯れかけている。カミキリムシだけはなかなか防除できない。
2024年9月5日(木)
カワベにて食料を買う。午後は5時を過ぎて太陽が沈まなければ外の作業はできない。源氏物語を読む、水墨画に手を入れるが作品にはならない。造形の才がないのに絵を描くのはむずかしいものだ。
2024年9月6日(金)
この頃は9時頃に寝間に入り2時頃にトイレ、そしてしばらく眠れないのでスマホを見て法話を聴きながら再度眠り6時頃に目覚めるという睡眠パターンである。草刈り、ダイコン畝立て、ブロッコリー定植など朝のうちに片付ける。これだけ暑く雨が少ないと山の樹さえ枯れているのが目立つ、とくに波賀町の城ふきんでは山が茶色に見えるくらい。
2024年9月7日(土)
早生栗、韓国激辛トウガラシなど出す。予約していた波賀の整骨院で筋肉をほぐす。昼食は山東中の教え子である久宗さん夫婦が経営しているバードマンと言う店で天ぷらソバを食べる。店もきれいし料理も美味しかった。久宗さんとも懐かしい昔話をすることができてよかった。キュウリの支柱外す。栗拾い。
2024年9月8日(日)
朝のうちにダイコンの種蒔きをする。ソウカ病の予防のあと散水して種を落としてバームキュライトで種を覆い、再び散水した後に乾燥防止の板をかぶせる。けっこう手がかかるのである。義父の時代には稲藁を押切で細かく裁断したものを蒔いた種の上にかけるなどずいぶん手間のかかることをしていたものである。
2024年9月9日(月)
ハクサイに給水、キュウリ支柱処理、食彩館(栗、トウガラシ、イチジクなど)。今日も雲一つ無いカンカン照りの猛暑日、日中は外の作業は無理である。午前中に35℃に達している今夏の最高気温を記録しそうだ。折角植えた白菜、キャベツ、ブロッコリーなどが脱水を起こさないように細心の注意が肝要だ。あおいとさくらが昼前に来る。いろいろ話しをして4時前に帰る。
2024年9月10日(火)
いつまでこの暑さが続くのか、体育祭を控えた中学校はさぞ大変だろうなと思う。食彩館に栗など出荷する。私は出荷のついでに伊和へ寄る。ハクサイに給水、キュウリの支柱を片付け、エダマメ畝をトラクターで鋤くなどの作業ができた。とにかく雨が降らないので圃場はカラカラとなっている。誰も秋冬野菜の植え付けに困っているだろう。2024年9月11日(水)
千里は百歳体操に参加する。朝のうちにハクサイ、ダイコンに水遣り、ブロッコリー定植、栗とイチジクをだす。とにかく蒸し暑い。ダイコンの発芽が芳しくない、もう一度蒔き直したほうがいい。夕方久しぶりにかなりの降雨があった。
2024年9月12日(木)
雷雨の後なので少しは暑さがやわらぐとおもっていたが相変わらず朝から猛暑である。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が通用しなくなっている。昨日の夕方、上弦の月を眺めていると宇宙ステーションが西から東へ太陽光を受けて輝きながら移動していくのが観察された。水墨画教室に行く。ものすごい雷雨でハクサイが大ピンチ。夕方田井の夫婦が立ち寄る(私宅以外に気軽に行くところが無いのだろう)
2024年9月13日(金)
灼熱の日射と高温、そして滝のような降雨。秋冬野菜の播種、移植の時期となったが誰も困っているだろう。報道を見ると我が国だけでなく東南アジア諸国の豪雨被害はひどいものである。波賀の整骨で筋肉を400円也でほぐすことができ有難い。創君からお土産もらう。
2024年9月14日(土)
朝から蒸し暑く、昼間は異常に日射が強い。明日は雨の予報、市内の中学校の体育祭が予定されているが校長の判断が難しくなるだろう。昔から妙にこの日は悪天候なのだ。私は幸運にも8回の体育祭を何とか無事クリアできた。大前修ちゃん夫妻が新米を運んでくれる。1袋1万円×6袋、昨今の相場より格安なり。ハクサイの谷を鋤くが、土がねばってどうもならず。栗の下草刈る。
2024年9月15日(日)
蒸し暑く、爽やかな朝ではない。旧多可町の町長の発案「としよりの日」が「敬老の日」の始まりらしい。四苦八苦の四苦すなわち「生老病死」や八苦の「愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦」は人が生きていく上に避けられないことであり、それを避け、逃れようとするから苦となると説かれている。言うは易く行うは難であるが生きているうちに生起するさまざまな事象は粛々と受け入れる。ナスや枯れ草を焼却。
2024年9月16日(月)
今日雨が降らなければ田圃は乾くだろう。正午に早くも35℃に達する。各中学校の体育祭もこの暑さではたまらん状態であったろう。昼は土産のラーメンを具沢山にして美味しく食べる。3時頃から草ぼうぼうの田圃を鋤くが奥のほうから真っ黒な雷雲が南下して途中でやめる。とにかくやっかいな空模様である。
2024年9月17日(火)
秋冬野菜の植え付け好機なのに暑くてカラカラの天気が続くかと思えばトラクターが入れないベトベトの圃場となるなど家庭菜園農業者にとってはイライラする9月である。鋤き残していた所を鋤く。日中は今日も35℃、夕方でも少し動けば汗が噴き出る。栗拾い、ダイコン畝たて。
2024年9月18日(水)
昨夜は大韓航空801便がグアム空港着陸失敗で山に激突したドキュメント番組を見る。さまざまの不幸な要因が重なった悲惨な事故だがその当時私は仕事でいそがしかったのかこのニュースの記憶がほとんど無い。今日も体温超えの炎暑、栗を出荷、上の田の耕運、夕方にダイコンの種蒔きをする。
2024年9月19日(木)
斉藤知事に議会が不信任決議案を議決するだろうが、おそらく彼は辞職しないだろう。波賀整骨院に行く。今日も35℃の炎暑。早生の栗拾いは終了。田渕久美子作「江」上巻読了する。茶々、初、江の三姉妹を軸に天正年間の出来事や人間関係を改めて知り興味深く読む。
2024年9月20日(金)
ハクサイが虫に食われているので朝の間に予防をする。食彩館に激辛トウガラシやローズマリーなどを出す。大谷が6打数6安打3ホーマーまさに超人的な大活躍、大記録を打ち立てた。明日から天気が変わりそうなのでその対策をする。伊和に寄る、姉たちも元気。
2024年9月21日(土)
彼岸というのに昨晩は寝汗をかくほど蒸し暑かった。芙玖と聡子が大阪へ行く途次に突然立ち寄ってびっくりする。
2024年9月22日(日)秋分の日
芙玖が高速バスで大阪へ行く。大相撲は大の里が優勝する。十両は尊富士が優勝する。能登半島で豪雨災害が発生、寒冷前線が通過した後炎暑はやっとおさまった。
2024年9月23日(月)室温22℃
昨晩は毛布をかぶって寝るほど気温が下がった。ようやく秋の気候となる。ハクサイなどの予防をする。聡子は昼前に帰る。猛暑の後は、はや時雨模様の不安定な天気となり、千里は洗濯干し物を出したりひっこめたり。スダチや韓国赤トウガラシを採取する。大谷が今日もホームラン、盗塁を積み上げる。
2024年9月24日(火)
涼しくなってホッとする。栗、韓国トウガラシ、スダチなどを出す。陽が当たるとまだ暑い。センチュウ予防してシュンギク、カブ、タカナの種を蒔く。ゴボウ、里芋をためし掘りする。夏野菜の支柱を片付ける。
2024年9月25日(水)
季節がヒト月ずれている8月末のような気がする。支柱を片付ける千里は百歳体操に参加する。「江」秀吉の死、関ヶ原の戦い、三成の処刑、家康征夷大将軍になるところまで読む。彼岸の中日(秋分の日)をすぎたのでタマネギの播種やスダチの採取、サツマイモの試し掘りなどをする。
2024年9月26日(木)
正信偈や般若心経の文句が記憶に頼らずとも極めて自然に発声出来るのは不思議である。これは不可思議なことで如来のはからいによると思える。千里は社会大学に出席する。日中は日射しが強く外に出られない。今年は植えてから全く世話をしなかったのに巨大なサツマイモが収穫できた。斉藤知事が失職して出直し選挙に出るという。県職員に自死者がでているのに人倫のわからぬ輩だ。
2024年9月27日(金)
日本での最大仏教宗派は浄土真宗である。その教義を端的に言えば「阿弥陀如来に全てお任せし、南無阿弥陀仏を唱えれば誰もが西方浄土へ迎えられて仏となる」という一般大衆には受け入れやすい教えである。この世には唯物論や科学では論証し得ない事象が多々ある。宇宙には見えない大きな意志をもった存在があると科学者でさえ思っている。それを神、仏、親様、大生命、デウス、大日如来、観世音菩薩・・など宗教によってさまざまに呼んでいるが、浄土真宗の阿弥陀如来が最もふさわしいと思う。今日も日中は暑かった。千里はコーラスに参加する。栗の晩生が熟してきた。安垣で散髪する。自民党総裁選は石破さんが辛勝、よかった!
2024年9月28日(土)
娘達から安否確認や励まし、孫達の近況報告などが入る。福居家とは段違いで有難いことである。栗、スダチ、間引き菜、サツマイモなどを食彩館に出す。今日は耐えがたい暑さもなくカブラとシュンギクを蒔く。夜は自治会の寄り合いがある。大谷が三冠王をとるかもしれない。彼の父親のコメントを見たが謙虚な姿勢は親子共々素晴らしい。彼の甥が野球をやっているらしく楽しみだ。
2024年9月29日(日)
自治会の寄り合いがあったが、誰も何も発言がなく全く意味の無い集会である。如何に程度の低い集落であるかと思う。スダチや栗を出す。日曜日で客多く完売する。光が立ち寄る。ヤマトイモのマルチ片付ける。
2024年9月30日(月)
山崎高校の同級生で人権擁護委員としてつきあった佐々木大観君の法話を動画で見た。独特のキャラクターで話している内容も深く感心させられた。阿弥陀如来はすでに私たちの内部に常在し、その本願力(他力)のおかげで私たちは生かされている。ニンジンを播種、水遣り、栗拾い、スダチ収穫。美味しいウナギをよばれる。