2025年10月1日(水)
国道両脇には黄、赤、緑、桃、青のシデ棒が並んで祭りモード一色の時季になった。千里は百歳体操の後、安富診療所へ行く。志水家の従兄弟の長であった宏章兄が朝亡くなった。享年95歳の大往生であった。悔やみに行くが親戚縁者が多く、これも大変。従姉の最年長、岡田清子姉や八木久子姉としばらく語る。トラクターを充電する。
2025年10月2日(木)
トラクターが充電できたので草まみれの田を強引に鋤く。馬力が強いので大草でも平気である。そのあと畝を立てて整地する。千里は社会大学に出席する。夜は志水宏章兄の通夜に出る。広和や従兄弟と出会う。自分より随分若い参列者も年配となりそれぞれの人生が顔かたちに出ている。
2025年10月3日(金)
昼前に志水本家の葬式が「白菊会館」で行われ出席する。故人宏章兄にはその昔、娘たちが幼少のころ伊和でお年玉をもらったことがあった。夕方神福寺で初七日の仕上げ法事があり、従兄弟や教え子など懐かしい顔ぶれと飲み話すことができた。
2025年10月4日(土)
昨夜から断続的に雨となる。昨日よくぞクリ拾いをしていたものだ。加古川のおっさんが今日来るというので6kg袋につめる。間引きして移植したブロッコリーにはいい雨となった。加古川の藤原さん夫婦が来宅、栗を5kg(5000円)売る、土産に栗1kgとナンキン、サツマイモをあげる。夫婦ともいろんな病気で手術、入院を繰り返している話を聞いた。鮭の切り身をもらった。高市早苗が自民党の総裁になった。中国、韓国がまた嫌みを言うだろう。
2025年10月5日(日)
雨が降り続く。天役も延期となる。中学校の体育祭もグランドが軟弱で今日は無理だろう。責任者の校長は大変だ。鷹谷へお供えの返しと栗、イモなどを持って行く。帰途丸亀で昼食を摂る。午後になり雨はあがる。栗を拾う。
焦らない、慌てない、冷静沈着を今日のモットーにする。全く焦るとか慌てる必要は全くないのである。栗を500g×13袋出す(1袋500円)加古川のおっさんと同価格。下の畑の草払い、栗拾い。千里は栗山さんと午後お茶に行く。
栗は完売する。山崎エーコープで食料品を買う。ドジャース、又もや9回にトライネン、ベシアという逆転劇を何回も演じた投手が出てきてあわや負けると思ったが佐々木で逃げ切った。ロバーツ監督も最近の実績から冷静に判断されるのがいいと思うが。
2025年10月8日(水)
千里は百歳体操に出席する。「宮山」にて昼食兼モーニング。コマメで草まみれの畝を鋤く、サツマイモ掘り、栗拾い。田井から鯖寿司を貰う。
2025年10月9日(木)
台風の余波で栗が多く落ちたので拾いに行く、これが最終だろう。水墨画教室は横着して欠席する。岡田真ちゃんが文化展のことで連絡してくれる。余ったキクナの種を蒔く。千里は糠に釘のような秀子と薬師堂で雑談する。「小説太平洋戦争」サイパン島玉粋、マリアナ沖海戦の敗北、東条首相辞職、小磯内閣成立まで読む。
2025年10月10日(金)
旧体育の日、その昔ちゃんと定着していた祝日を日曜とくっつけたのがおかしい。連休がやたらに増えて子どもたちの学力不振、不登校の増大の要因となっていると私は思う。ドジャースがフィリーズを大熱戦の末、佐々木が好救援して勝ち残った。日本のプロ野球より大リーグの方に興味が湧く。ネギを収穫する。
2025年10月11日(土)
公明党が自民党と別れた。高石総裁というよりも麻生傀儡、安倍亡霊総裁の限界が早くも露呈し、前途多難の感じがする。しばらく政治がごたごたするがこれも民主国家の宿命なのだろう。栗、イチジク、ネギを出す。昼はイオン内のモスバーガーを食べる。
2025年10月12日(日)
延期になっていたお宮の清掃、草刈り天役あり。後半の草刈りは欠席する。夏草を焼却する。下の方が湿っていたので完全に焼却できなかった。ネギのしょうやくをする。これも手がかかるだけ。
2025年10月13日(月)
ネギとサツマイモを出す。連休で秋祭り前なので食彩館も賑わっていた。今日もけっこう暑い一日だった。スコップでイモを切断してしまうようなほりかたをしていたのだがうまくイモの所在を確認してからスコップを入れるのでサツマイモを上手に掘るようになった。ナスの残滓を処理する。
雨が降らない間にトラクターで畑を鋤く。昼にあおいが来る。4時前まで千里と話して帰る。大学生二人いるので大変な時であるが今が花でもある。
2025年10月15日(水)
千里は百歳体操に出席する。大リーグ野球観戦、ドジャースが山本の好投で連勝する。紅ハルカとサトイモを掘る。
2025年10月16日(木)
伊和神社の秋季大祭、天候が不安定である。かつては屋台をかついだこともあり、地元校長として4年間も神殿での祭礼儀式に登壇させてもらえた。昔のことながら有難かった。コマメで谷の耕運、サトイモ、紅ハルカを掘る。午前中に山崎エーコープで買い物、帰りは屋台が出て道路が渋滞する。
2025年10月18日(土)
昨日は東八幡神社の祭礼が好天気に恵まれて行われた。千里は栗入りの赤飯を炊いて仏前に供える。今日は紅ハルカを出荷する。(ほぼ完売)。フジバカマが咲きいろんな蝶や昆虫が戯れている。 大リーグ野球観戦、大谷が驚異的な活躍でドジャ-スがナリーグ優勝。光が夕方寄る。
昨夜から雨が降る。このところ畑の乾く間がない。文化展に出す作品の裏打ちをする。隣家が売りにでていたがそれを買った人が挨拶に寄られた。神戸三宮に住んでいたという幼い子ども2人連れの中年夫婦で真面目そうな人達だったのでよかった。4月から住まわれるとのことで家の前の畑も挑戦してみようということだった。
2025年10月20日(月)
10月も下旬となった。紅ハルカ、サトイモを出す。千里は幸枝とシマムラへ行きパジャマなどを買ってくる。垣内歯科に定期健診申し込む。維新が自民党と連立、高市が総理になるだろうがまたいろいろと物議をかもすだろう。
「小説太平洋戦争」6巻を読了、サイパン島玉砕、マリアナ海戦敗退、レイテ島比島戦全滅、全く読むに堪えない悲惨な戦争であった。著者の山岡荘八氏は「人間抹殺の悪業を認容するほど立派なイデオロギーや利害の対立などが人間の世界に存在するはずはないのにそれがあたかも(正義・・)としてあるかの如く妄想して愚行を演じあっている」まさにトランプ、プーチン、ゼレンスキー、ネタニアフ、ハマス、習近平、キムジョウン、等に聞かせたい。
千里は百才体操に出席し、近所の連中と宮山でお茶する。サトイモ、紅ハルカを出す。下の畑の富有柿を獲る。少し黒ずんでいるが甘くて美味しい。高市内閣がスタートした、無理に笑顔にならない方がいい。
2025年10月23日(木)室温14℃
いっきに秋冬めいてきた。千里は料理教室に参加する。私は食彩館へ行く。栗林の草刈り、紅ハルカとサトイモ掘り。垣内歯科にて定期健診、歯の清掃をしてもらう。
富有柿、サトイモを出し、栗林の草刈りをする。「とくさや」に額をとりに行く。トラクターでタマネギ予定畝を鋤く。千里は午後コーラスに行く。サトイモを掘る。読書は硫黄島の玉砕戦まで読む。
2025年10月25日(土)
サトイモ、富有柿などを出す(客多く完売)。栗林の草刈り。ワールドシリーズを観戦、ドジャース大敗。光が昼過ぎに来る。雨が降らないうちにタマネギ予定畝に施肥、耕運、畝立てをする。
2025年10月26日(日)
終日小雨。トラクターのバッテリー(平成13年設置ということは24年経過しているということだ)を交換するためにボンネットを開け取り出せるようにするが重いのと狭いのでこれはプロに頼むしかないと思う。それとも充電しやすいように考えるかだ。今日は老人クラブの食事会があったが私が会長の頃のような楽しい雰囲気ではない。
2025年10月27日(月)
トラクターの蓄電器は充電すれば始動できるので交換しないことにして分解していたのを復元する(今までのように何回も使うことはないので)。田が乾く間がないように雨が降るので大根が腐るかもしれない。タマネギを植える畝を整地する。祐谷が立ち寄って下隣保の諍いニュースを話す。
ワールドシリーズ第3戦を観戦。延長18回フリーマンのさよならホームランで決着する。球史に残る大熱戦であった。大谷が2本塁打2塁打2本、4敬遠、1四球の大活躍であった。
2025年10月29日(水)
千里は百歳体操に出る。剪定の枝葉を廃棄する。タマネギ苗を植える。サトイモと紅ハルカを掘る。ハクサイ、ダイコンの登録。ワールドシリーズ第4戦はブルージェイズの投手に抑えられて2勝2敗となる。どちらが王手をかけるのか。
千里は川瀬医院へ定期の診察に行く。小中学校で不登校が過去最多となっている。クラスに2人ほどいることになる、学校へ行かなくてもいいという世間の風潮が背景だという。紅ハルカを掘り終わる。トラクターで芋づるの畝をかき混ぜる。
2025年10月31日(金)
昨夜から雨が降り続く。畑が常に水浸しで乾くことがない、これでは野菜が根腐れを起こしもたない。高市がトランプの前ではしゃいだのとは対照的に習近平とは冷厳な表情で相対していたがいやしくも国家を代表しているのだから感情をむきだしにするのはよくない。