2024年5月2日木曜日

May

 202451日(水)

また朝から雨が降っている。アグロへ出かけて激辛韓国トウガラシや竹串を買う。夕方、コメリで聡一朗と圭志朗に偶然出会って、その後私宅でしばらく話しをする。何とか頑張っているようなのでよかった。圭志朗は明日東京へ戻るとのこと。イチジク畑の草刈りをする。一生を振り返って楽しく嬉しかった事、苦しくて辛かった事を頭の中で列挙してみた。            

  202452日(木)

休み中の食品をヤマダストアで買う。帰りに丸亀に寄る。昨日とうってかわり暑い真夏のような日射しが照りつける。イチジク畑の草刈り、ヘチマとゴーヤの種を蒔く。すべて南無阿弥陀仏(如来の本願力)、他力におまかせする。この六字に如来はもとより父母はじめ有縁の祖先の励まし、呼びかけが含まれている。
 

202453日(金)

4連休黄金週間となる。快晴の夏日。栗園草刈り2回目終了。聡子たちと芙玖、聡一朗が帰ってきた。賑やかになる。

20245月4日(土)

あおい、さくら、創たちが晩の食事もつくって帰ってきた。康成と創は早速テント設営してキャンプ気分を満喫する。遅くまで会話する。人生は答えのない難問であると思う。ネットで法話を聴聞するが南無阿弥陀仏も解釈が難しい。ただ「世界があってその世界の中に自分がいるのではなく自分の中に世界があって、人それぞれに独自の世界があるのだ」ということはその通りだとも思う。

202456日(月)

5日に姫路と広島母子は帰宅する。よく会話し、食事し、楽しく過ごす至福の黄金週間であった。予報通り朝から雨降り、光が来て芙玖と一緒にサボイまで出て12時の高速バスに乗り大阪に向かった。さくらは東広島へ、創は京都へ行き次の大学生活が始まる。大谷が二本のホームランを打ち本領を発揮しはじめた。

202457日(火)

朝には雨が止む。蒸し暑い。サトイモ畝の土搔き、ナスの苗を定植する。千里は例年の通り茶摘み開始する。肩こりと茶を干す天気の心配がしばらく続く。カボチャ床に施肥し、マルチをかける。自然薯が発芽しはじめた。

202458日(水)

阪本弘さんの初華でお参りする。市民局で農業の書類アドバイスを受ける。(簡単なことがむやみやたらに難しい書類になっている)。寒気が流入して不安定な空模様である。自然薯の杭を立てる、2本定植、カボチャ5本定植。千里は茶摘みで百歳体操欠席する。

202459日(木)

今日は久しぶりに水墨画教室がある。スナップエンドウ、切り花、レタスなど食彩館に出す。千里は茶摘みする。サツマイモ予定畝を整地、夏野菜新畝を整地する。水墨画教室は3/6半分欠席、誰も老齢と忙しさが理由のようだ。除草剤を田の周辺にまく。

2024510日(金)

放射冷却で冷え込んだ朝だ。千里は安富診療所へ定期健診に行く。夏野菜追加畝にマルチをかける。コマメでサトイモ畝の管理。自然薯を追加して植え付けて支柱を立てる。中玉のトマトとオクラを植える。カボチャ予定の穴に堆肥投入。千里は午後茶摘みする。

2024511日(土)

起床する前の時間に鴨長明「方丈記」朗読を聞く。読まなくても目をつむり聞くだけで古典に触れることができるとは何と有難いことか。中の田を鋤く。自然薯4本発芽、定植する。カボチャやマッカウリの床を追加してマルチをかけマッカウリ2本定植する。千里は午前中に社会大学に出席する。午後遅くから茶摘みをする。世良君が大型のスズキを釣り貰う。

2024512日(日)

朝から雨降り、隣のブラジル出身無償奉仕人が朝から雨中をブンブン草刈りをしてやかましい。千里は鱸をさばく。私はコロナがあけてはじめてのふれあい喫茶に行く。昼前に田井夫婦がお参りに来宅、昼食を一緒にする。しばらく談笑するが誰も頭の中の内容は限られているのでまるでCDをまわしているように会話の内容はいつもと一緒で同じ事をくりかえししゃべっているので聞くことにくたびれる。娘達、母の日プレゼントありがとう!感謝、感謝!

2024513日(月)

エントロピー増大の法則「物事は放っておくと乱雑、無秩序、複雑な方向に向かい自発的に元へ戻ることはない」すなわちコーヒーにミルクを加えると自然にミルクコーヒとなるが、元のミルクとコーヒーとに自然に戻ることはない。すなわち自然界は秩序から無秩序に向かう。我々の生命は秩序そのもので成り立っているが、やがて時間とともに秩序は乱れて機能が失われ死という無秩序に向かう。一刻一刻エントロピー(無秩序さ)が増大しているのである。そのエントロピー増大に抗うために私たちは日々の食事、呼吸をしている。しかしその抗いにも限界があるということである。発芽した自然薯7本定植し、支柱を補強する。キュウリの伸びた分を誘引する。千里は茶摘み。自動車税を振り込む。

2024514日(火)

昨日とうってかわり快晴の夏日和の一日。千里は茶摘みを大体仕上げる。これから暑くなるのでカラシナの糠漬けを小分けして冷蔵庫に入れる。発芽した自然薯9本定植する。サトイモ畝の土搔き。

2024515日(水)

スナックエンドウを出す。千里は百歳体操に出る。自然薯植え付け、カボチャの幼苗を植え付ける。タマネギやキュウリの予防をする。サツマイモ定植、大和芋の支柱を立てる。畑を見回れば、する事がいくらでも見つかる時期になってきた。計画的効率的に無駄な労力を使わないように考えてしなければならない。

2024516日(木)

日本海に寒冷渦なる低気圧があり朝から強風が吹く。畑作物も自然の猛威に耐えて生長せねばばらない。若桜まで出かける「ゆはら温泉」につかり例の喫茶店にて昼食する。音水湖の湖水は満々として山々は緑が美しかった。昼過ぎに帰宅して洗車、伊和へ立ち寄る。自然薯を10本定植、キュウリの誘引をする。

2024517日(金)

スナップエンドウとサニーレタスを出す。自然薯定植、シソを植える畝をつくる。野菜登録、赤ジソ植える、キュウリ誘引、花の種を蒔く(ヒャクニチソウ、ケイトウ、ホウセンカ)。これまで20年間、田畑をまがりなりにも管理してきたが、今後どのように維持管理していくか熟考しても方策は見いだせない。今のところ委託する適当な相手が存在しないのである。

2024518日(土)

千里は近所の幸枝さん、春ちゃん、百合子さんと宮山にてお茶に行き昼には帰る。余ったマッカウリの苗を自然農方式で植えておく。外は真夏の気温だ。キュウリと大和芋の谷に雑草が目立ちはじめたのでどのように対処しようか考えた末マルチをたくしあげてコマメで鋤くことにした。光と世良君が子どものスチール机を廃棄処分するのに軽トラを借りに来る。

2024519日(日)

起床する前に芥川龍之介「疑惑」の朗読を聞く。ストーリーもさることながら描写、表現力に天才作家を感じる。濃尾地震で妻が崩れた家の梁に下半身を挟まれて必死で妻を助けようとするが梁はびくともしない、妻が迫り来る火炎に生きたまま焼かれてしまうのをしのびなく夫は手元の瓦で妻を撲殺する。スナップエンドウ、ブロッコリーなど少しだけ出す。キュウリ誘引、シソ植える、枯れ草焼却、日中は雨降らず。

2024520日(月)

今朝は芥川龍之介「蜘蛛の糸」と森鴎外「高瀬舟」の朗読を聞いてから起床する。「蜘蛛の糸」では自己中の者はしょせん地獄から這い上がれない。「高瀬舟」では小欲知足の大切さと安楽死の問題を提起しているようだ。岸根の下の畑の草刈り、ネギ予定畝に施肥整地。福居夫婦夕方来宅。

2024521日(火)

夏日が続く。下の畑の草刈り、千里は山椒の実採取、上の田を耕運する。アクアの車検終了、淳一に花をやる、三方の先祖の仏前に供えてもらったらと思う。まぎれもなく私の体内には三方の祖父母や先祖のDNAが存在しているのだとあらためて思い南無阿弥陀仏。

2024522日(水)

命のつながりということに思いをはせる。父母や祖父母はもうすでに他界しているが彼らの命は連綿として私に受け継がれている。だから父母も祖先も私の命の中に今なお生き続けている(科学的、生物学的事実として)。また私や千里が娘や孫達の幸福を心から願っているように亡き父母、祖父母更に幾多の祖先たちと阿弥陀如来は子孫の私たちの弥栄を願っているのは間違いない。それが南無阿弥陀仏の名号を唱えることになるのだろう。鷹谷へ貰っていたお供えの返しに行く。実ザンショとエンドウを出す、自然薯追加定植、石倉ネギを移植する。

2024523日(木)

蒸し暑い天気。実山椒とエンドウを出す。下の田をトラクターでかきまぜる。溝脇のアホが大量の水を溝に流すので我が田に水が流入、腹が立ったが事を荒立てず収める。サツマイモ追加定植、キュウリ誘引給水、ラウンドアップを下の畑の周囲に撒く。千里は山椒の実を摘む。外出せず。

2024524日(金)

つらつら思うのに少子化の原因は経済的なことだけではない。文化が発達すれば発達するほど少子化が進むのではないか今の世の中は結婚生活しなくても娯楽、テレビ、食事などなど楽しいことがいくらでもある。敗戦後の日本や後進国では結婚生活以外に何の楽しいこともなく子どもが沢山生まれのだ。私も9人、義母は10人兄弟姉妹である。千里は午後、コーラスに参加する。私は醪を仕込む。

2024525日(土)

他力本願の他力とは阿弥陀如来の本願力のことなり。自分が目覚め、呼吸して、歩き、思考して、他者の作った食物を食べて、生きている・・・あらゆる事が自力ではなく眼には見えない本眼力に依っている。実山椒、エンドウを出す。人間は毎日の生活で「あたりまえ」「当然」と思っていることが実は全く「あたりまえ」「当然」ではないことを知るべし。これは誰かに言っているのではなく自分にしっかりと言い聞かせていることなのである。

2024526日(日)

第18願を根拠に名号を称名することによって誰もが西方浄土へ迎えられるという教えは鎌倉時代の民衆にとっては喝采をもって受け入れられたと思うが、この論理だけで現代の人々には受け入れられないと思う。他力(本願力)は生物の命を支えている眼には見えない不可思議(科学では説明できない)な力であり、その力を支配している存在を阿弥陀如来と名付けているのではないか。それを信じようが信じまいが常に我々と共にあり、我々を生かしている存在なのである。我々にとっては最も大切な力であるにもかかわらず平素は気にもとめない。せめて「南無阿弥陀仏」と称名する時だけでもその不可思議な存在に感謝の念を持つことが大切なのではないかと私は解釈している。

2024527日(月)

予報通り朝から雨が降る。作物や雑草類には恵みの雨である。自然薯のクレバーパイプを求めに波賀のJAまで行くが売り切れて在庫が無くなっていた。午後、雨が止む雑草が生き生きと繁茂しはじめた。今、畑にあるものはスナップエンドウ、キャベツ、サニーレタス、タマネギ、キュウリ、カボチャ。メロン、マッカウリ、トマト、ナス、ゴーヤ、ヘチマ、シソ、サツマイモ、ジネンジョ、キクイモ、サトイモ、ダイコン、ネギ、ベニバナ、ショウガ、ジャガイモ、イチジク、クリ、ローリエ、ヤマトイモ、グミ、ジュンベリー、パクチー、ゴボウ、など多彩である。

2024528日(火)

夜半から豪雨、カラカラの先日までとうってかわり田圃が一面湖となり排水が不可欠となる。400~500mmは降っているだろう。アグロでクレバーパイプを買い、それ以外は終日テレビの子守をするしかない。3時半には小雨となり、あいまをぬって倒伏したベニバナに支柱を立て、伸びたキュウリの蔓を誘引する。

2024529日(水)

豪雨の後、今朝は気持ちのよい晴天となった。安垣にて散髪、千里は百歳体操に出席する。雨後の野菜の修復、蔓作物の誘引、サツキの剪定をする。春秋会の便りがくるが近況の書いてない人は健康を害しているのか短い文も書く気持ちが起きない状態なのだろう。短い近況にもその人の人柄がうかがわれるものだ。自然薯6本追加して植える。

2024530日(木)

千里は社会大学に出席する。今日も晴天が続く模様。カボチャマルチ周辺をコマメで鋤いて除草する。アゼシートを利用した床に自然薯3本追加して定植する。今日出した山椒の実は売れ残った。キャベツとローリエとスナックエンドウは売れる。

2024531日(金)

宍粟春秋会(退職校長の親睦組織)の会報を見ると会員が116名で私は上から36番目となった。私より年長者は近況欄に病院通いの人がほとんどである。何人も年齢には抗えない。小雨が降り、外の作業はできないのでレーク大樹まで足をのばす。黄金週間を含む5月もまたまく間に晦日となった。娘たち夫婦、孫達、暑くなってきますが、慌てず焦らず、怒らず「日々是好日」として過ごしてくれることを祈っていますよ。

     

 

 

 


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